キャッシングは海外でもできる？借入にはクレジットカードが必要に

日本国内にいる時だけではなく、海外でもキャッシングが必要になる時ってありますよね。海外旅行や海外出張など、現地通過が不足してしまった時には「海外キャッシング」のサービスがおすすめです。

日本におけるキャッシングというと、消費者金融のサービスが代表的ですが、残念ながら海外利用には対応していません。海外でキャッシングをする際には、クレジットカードの「海外キャッシング枠」を活用しましょう。

クレジットカードの利用枠は「ショッピング枠」が基本となりますが、現金の借入が可能な「キャッシング枠」も設けることができます。通常のキャッシング枠と海外キャシング枠を分けているカード会社もありますので、あらかじめよく確認しておきましょう。

旅行に出張…海外でキャッシングする時はクレジットカードで

海外キャッシングは次に当てはまるみなさんにぴったりのサービスです。

旅行や出張などでお金が足りなくなったら不安ですよね。そんな不安を払拭してくれるのが、海外キャッシングです。今後海外に行く予定がある方も、もしもの場合に備えておくと安心ですよ。

海外キャッシングを利用するには、クレジットカードが必要となります。まずはご自身が現在契約中のクレジットカードに海外キャッシング枠が設けられているかご確認ください。

もし利用枠が設けられていない場合は、新たに申し込み・審査を受けなければなりません。申し込み方法は各カード会社に問い合わせてみましょう。

また、急な海外出張などお急ぎの方なら即日発行に対応しているクレジットカードを是非チェックしてみてくださいね。

海外キャッシングの利用枠は、ショッピング枠と同様みなさんの金銭状況を元に決められます。

審査次第では5万円〜10万円のごく低めの利用枠となるケースもありますが、これは海外での無理なキャッシングを予防するための配慮です。

もちろん利用枠の金額にかかわらず、無駄遣いを控えていつも安全な借入を心がけてくださいね。また、金利設定にも注意しておきましょう。

海外キャッシングの金利はカード会社ごとに異なりますが、年18.0％に設定されているケースが多く見られています。大手消費者金融の上限程度の金利と理解しておくと良いですね。

海外キャッシングの魅力は、旅行先や出張先の現地通貨が借入できるという点です。

海外キャッシングに対応したクレジットカードと借入の際に必要となる暗証番号があれば、空港や駅に設置されているATMでお金を借りることができますよ。

基本的な使い方は日本国内に設置されているATMと変わりありませんが、海外に設置されているATMということで、表示される言語は現地のものになります。（フランスやイタリアなどでは英語を選ぶことも可能です）

ATMの操作方法について解説しているカード会社も多く見られますので、現地で慌てないようあらかじめ操作方法を確認しておくと安心ですね。

ATMでお金を借りる以外には、海外の提携金融機関でキャッシングをする方法もあります。

提携金融機関の窓口で海外キャッシングに対応しているクレジットカードとパスポートを提示し、借入額を伝えて手続きしましょう。サインまたは暗証番号が確認できればキャッシング完了です。

ATMの操作方法が分からない方は、提携金融機関の窓口で直接問い合わせてみましょう。

海外キャッシングの返済方法は、通常のクレジットカードと同様、登録している銀行口座からの自動引き落としとなります。ショッピング枠の支払いと同じタイミングでの返済です。

ただし、キャッシングを利用すると利息がかかりますので、口座には利息も含めた返済額を入金することを忘れないようにしましょう。キャッシング前に「返済シミュレーション」をすることも大切ですよ。

以上の項目を入力することで、返済額や返済回数などをシミュレーションできるようになっています。返済シミュレーションの使い方は消費者金融と同様ですね。

返済シミュレーションは返済計画を立てるのに役立つサービスなので、海外キャッシングで無駄遣いをしないためにもまずはシミュレーションから始めていきましょう。日本国内でも海外でも、お金の借り過ぎは禁物です。

特に海外の現地通貨でのキャッシングとなると、ついつい余計に借りてしまうようなこともありますが、日本円にしていくらになるのか、しっかり計算しておきましょう。

たとえキャッシングの利用枠に余裕があったとしても、無駄遣いはトラブルの原因となりますので絶対に避けてくださいね。

海外キャッシングはとても便利なサービスですが、お金を借りているということを忘れてはなりません。カード会社を通して借金をしている意識を持ち、計画的に利用していきましょう。

また、キャッシングには利息がかかりますが、早めに返済をすることで利息の軽減にも繋がります。カード会社によっては毎月の引き落とし日の前にATMや振込で返済できる可能性もあるので、前払いのサービスも上手に買う超してみると良いでしょう。