条件次第で金利引き下げも！ろうきんのカードローン「マイプラン」

消費者金融のキャッシングと比較できるサービスは様々ありますが、ここではろうきん（労働金庫）のカードローンについてご紹介していきましょう。

ろうきんとは、労働組合や生協などの協同組織によって作られた金融期間です。銀行とは異なる金融機関ですが、カードローンをはじめ住宅ローンやフリーローン、教育ローンなどのローンサービスも利用可能です。

こちらでご紹介するのは関東地方が営業エリアとなっている「中央ろうきん」のカードローン「マイプラン」です。関東圏内にお住まいの方はぜひ借入先として選んでみてはいかがでしょうか？もちろん他の金融機関とも比較した上で自分に会った借入先を選んでくださいね。

カードローンは一般勤労者も利用可能！ろうきん「マイプラン」

ろうきんは労働組合や生協などの組織が元になっている金融機関ですが、一般勤労者の方も利用可能です。カードローン「マイプラン」の契約もOKですので、ご安心くださいね。

ただし、カードローンは審査に通過できなければ契約できません。マイプランの利用対象は以下のとおりです。

収入に関しては前年の年収（税込）が150万円以上の方が対象です。勤続年数は給与所得者の方は1年以上ですが、自営業の方などは3年以上が条件となります。

中央ろうきんのマイプランは、中央ろうきんの営業エリア内（東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県）にお住まいの方、もしくはお勤めの方が利用対象なので、その点もご注意くださいね。

カードローンの使い道は基本的に自由ですが、生活費などみなさんの暮らしをサポートするための役割として利用することがルールとなっています。ただし、以下の目的には利用できません。

ビジネス目的の借入、投機目的の借入には不向きなサービスなので、マイプランを利用する際は使い道にも気をつけておきましょう。

ちなみに中央ろうきんに出資している団体会員の構成員に限り、借換えにも対応しています。他の金融機関でカードローンを利用している方、返済にお困りの方もろうきんに相談をしてみると良いでしょう。

続いてはマイプランの貸付条件ですが、みなさんの状況により金利が引き下げられるケースもあります。まずはご自身がどのような状況にあるのか、しっかり確認しておきましょう。

この中で一番金利が引き下げられるのが団体会員の構成員の方です。次に生協会員の組合員と同一生計家族、一般勤労者の順になります。

団体会員	生協会員	一般勤労者
年3.875％〜年7.075％	年4.055％〜年7.255％	年5.275％〜年8.475％

カードローンの金利は低いほど利息負担が軽くなります。もちろん低金利でも高額を借りれば利息は増えますので、必ず利息を計算した上で借入をしましょう。

その他にもろうきんが提示する条件に合えばマイプランの金利を引き下げることができます。金利引き下げ項目の一部をご紹介しておきましょう。

給与振込や年金の振込にろうきんの口座をしている方は、それぞれ年1.5％の利率が引き下げられます。

公共料金の支払いについては2つ以上（ガスと水道の料金など）の指定がありますので、ご注意ください。条件に当てはまる方は年0.3％引き下げられます。

インターネットバンキングを利用中の方は年0.6％引き下げられますので、よりお得にマイプランで借入をしたい方は引き下げサービスを活用してみてくださいね。

様々な条件によって金利設定が異なることがろうきんのカードローンにおける特徴ですが、融資金額については最大で500万円と消費者金融とそれほど変わりはありません。

ただし、団体会員の構成員以外、生協会員の組合員と同一生計家族以外は最大100万円までの融資となります。金利と共に融資の上限も異なるケースがあると覚えておきましょう。

もちろん融資額はみなさんの収入面も考慮した上で決められます。希望通りの金額が借りられないこともありますが、これもみなさんの安全を守るためと理解しておきましょう。

ろうきんでは希望者の方に向けて「自動融資サービス」も行っています。

口座の残高不足を自動的に補ってくれるのが、マイプランの自動融資サービスです。公共料金やクレジットカードの引き落とし日に自動的に融資されるので便利ですよ。

ろうきんの口座を料金の自動引き落としに使用中の方は自動融資サービスも活用してみると良いでしょう。ただし、借入をしていることを忘れずに、返済を前提に利用してくださいね。

消費者金融のキャッシングも気になるけれど、他の金融機関で融資を受けるのもいいかも…と考えている方は、ぜひろうきんのマイプランも比較対象としてチェックしてみてください。

ろうきんは関東の中央ろうきん以外にも、北海道ろうきん、東北ろうきん、東海ろうきん、近畿ろうきん、四国ろうきん、北陸ろうきん、中国ろうきん、九州ろうきんなど、各地方ごとに存在しています。まずはご自身の地元のろうきんで相談をしてみましょう。