大手も中堅も!消費者金融を一覧でチェック

金利はどっちが高い?消費者金融と銀行カードローンの比較ポイント

お金を借りるサービスとしては、消費者金融のキャッシングの利用を考える方も多いかと思いますが、銀行でもカードローンで借入をすることができます。ここでは消費者金融と銀行のカードローンを比較してみましょう。

どちらもお金を借りるためのサービスですが、借入可能な金額の上限、金利設定などには差が見られます。消費者金融と銀行それぞれの特徴をよく理解した上で、自分に合った借入先を選びましょう。

ちなみに専業主婦の方に関しては、消費者金融よりも銀行のカードローンをおすすめします。銀行には専業主婦向きのカードローンもありますので、どうしても借入が必要な専業主婦の方は利用してみてくださいね。

初心者の申し込みには大手が安心!消費者金融のキャッシング

まずは消費者金融のキャッシングの特徴から見ていきましょう。

消費者金融は大手業者と中堅業者の2つに分けられます。キャッシング初心者の方が消費者金融に申し込みする場合は、大手のサービスを選ぶと安心でしょう。

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループのアコム
  • 三井住友銀行グループのSMBCモビット
  • 消費者金融のアイフル
  • SMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
  • レイクALSA

大手消費者金融としては、以上の5社が挙げられます。

同じ大手業者という立場でも、各社ごとにキャッシングサービスの内容は異なります。事業資金の借入、借換えやおまとめに適した業者もありますので、目的に合ったキャッシングを選びましょう。

カードローンとの違いは?

消費者金融のサービスはキャッシングと呼ばれることが多いですが、業者によってはカードローン形式のサービスもあります。

カードローンは限度額の範囲内で繰り返し利用できるタイプで、大手消費者金融はキャッシングという名称でも実際はカードローン形式のサービスがよく見られます。

中堅業者の場合はキャッシング形式のサービスもあり、借入は繰り返しではなく一度きりとなります。

ご自身がどのような目的でお金を借りるのか、今回だけではなく今後も借入をする予定はあるのか、状況を判断してサービスを選ぶことも忘れないでくださいね。

銀行のカードローンは低金利?消費者金融のサービスと比較

続いては銀行カードローンの特徴です。消費者金融ではキャッシングと呼ばれる借入サービスですが、銀行ではカードローンという名称が一般的です。

大手銀行から地方銀行まで、カードローンはどの銀行でも利用可能です。まずは普段から利用している銀行のカードローンについて調べてみると良いでしょう。

大手銀行の有名なカードローンとしては、次のようなサービスが挙げられます。

  • 三井住友銀行カードローン
  • 三菱UFJ銀行「バンクイック」
  • イオン銀行カードローン
  • 楽天銀行「スーパーローン」
  • みずほ銀行カードローン

楽天銀行のようなネットを拠点としている銀行でも、カードローンの契約は可能です。様々な銀行のサービスを比較してみてくださいね。

借入できるのはいくらまで?

銀行のカードローンと消費者金融を比較する際には、主に次のようなポイントに目を向けておきましょう。

  • 借入可能な金額の上限
  • 金利設定
  • 利用対象や利用条件

大手消費者金融の場合、借入可能となる金額の上限は500万円〜800万円が一般的です。対して銀行の上限は800万円が主流ですが、サービスによっては800万円以下となるケースもあります。

たとえば、先にご紹介した大手銀行では、バンクイック以外は上限が800万円です。バンクイックは500万円までと少々少なめですが、大手消費者金融とは大きな差はありませんね。

これが中堅消費者金融となると、300万円が上限の業者もありますし、50万円までと上限が抑えられている業者も見られます。契約を考えているキャッシングやカードローンの上限をよく確認しておきましょう。

金利の差に注意!

次にチェックしておきたいのが「金利」です。大手消費者金融と銀行の借入上限額にはさほど差は見られませんが、金利に関しては大きく異なるのでご注意ください。

ここではプロミスの「フリーキャッシング」、ライオンズリースの「フリーローン」、三菱UFJ銀行の「バンクイック」の金利を上限額と併せて比較してみましょう。

プロミス ライオンズリース 三菱UFJ銀行
500万円まで 300万円まで/td>

500万円まで
年4.5%〜年17.8% 年15.0%〜年20.0% 年1.8%〜年14.6%

大手消費者金融の上限金利は年18.0%前後ですが、中堅消費者金融の場合は法定金利の年20.0%に届くケースもあります。ライオンズリースはそのケースに当てはまる業者のひとつです。

ところが三菱UFJ銀行のバンクイックでは年14.6%が上限となっており、ライオンズリースの下限金利よりも低く設定されていることが分かりますね。これが消費者金融と銀行の違いです。

より低金利で借入をしたい方には銀行のカードローンをおすすめしますが、銀行の審査は厳しい傾向があります。銀行の審査に通らない場合には消費者金融の利用を考える方も多いのですが、その際は金利に十分ご注意くださいね。

専業主婦の申し込みは銀行の方がいい?配偶者の同意も必要に

大手消費者金融と銀行の借入可能額や金利を比較する他、利用対象や利用条件の違いもしっかりチェックしておきましょう。

たとえば、消費者金融は主婦の方も利用可能ですが、条件は「安定した仕事・収入があること」なので、専業主婦は利用対象外です。しかし、銀行では専業主婦も契約できる可能性があります。

ここでは楽天銀行のカードローン「スーパーローン」を例に挙げてみましょう。楽天銀行スーパーローンでは、専業主婦の方でも条件に合えばカードローンの契約が可能です。

  • 年齢が満20歳以上60歳以下
  • 日本国内に住んでいる
  • 配偶者に安定した仕事・収入がある

スーパーローンでは通常「満20歳以上62歳以下」の方を対象としていますが、専業主婦の方やパート・アルバイトの方の場合は年齢制限が下がります。

専業主婦は上限が抑えめに

カードローンを利用する上で必要な仕事と収入については、専業主婦は条件に合いませんが、配偶者が条件を満たしていれば審査を受けることが可能です。実際に申し込みをする専業主婦の方は、次のポイントにもご注意ください。

  • 配偶者には必ず相談を
  • 配偶者の同意を得てから申し込みを
  • 専業主婦の上限は50万円まで

配偶者である夫にカードローンの契約について相談し、同意を得てから申し込みをすることがマナーです。また、楽天銀行では専業主婦の借入上限は50万円までと決められています。高額の借入は認められていない、という点もよく理解しておきましょう。

まずは申し込み・審査を!自分の目的に合った借入先を選んで

消費者金融と銀行を比較してみると、双方で異なる特徴があることが分かりますね。まずはご自身の目的に合った借入先を選んで、キャッシング・カードローンに申し込み、審査を受けてみましょう。

借入の目的もプライベートやビジネス、返済を少しでも楽にするためなど、様々な理由があるかと思います。消費者金融と銀行、どちらを利用するにしても、目的意識を持っていなければ無駄な借入になってしまうので気をつけてくださいね。

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