専業主婦でもキャッシングできるの？夫と相談をすることも忘れずに

男性だけではなく、女性でもキャッシングを利用することは可能です。サラリーマンの男性が利用するイメージが強いのは「サラ金（サラリーマン金融」という名称が使われていたからですが、近年では女性向けのキャッシングも増えてきています。

しかし、仕事をしておらず収入もないという方はキャッシングの対象ではありません。この条件に当てはまるのが専業主婦のみなさんです。ここでは専業主婦のキャッシングについてお話ししていきましょう。

専業主婦が消費者金融のキャッシングを利用できない理由としては「返済能力」が大きく関わっています。ただし、銀行のカードローンであれば専業主婦向けのサービスもありますので、銀行での契約を検討してみると良いでしょう。

消費者金融では借りられない？専業主婦がキャッシングするには

お金を必要としている主婦の方も多いかと思いますが、残念ながら専業主婦の方は借入の対象外となっています。専業主婦が消費者金融のキャッシングで借りられない理由は以下のとおりです。

毎日家事や育児に奮闘中の専業主婦の方もいらっしゃいますよね。けれども「キャッシングの返済能力がある」と判断されるのは、定期的な収入を得られる仕事に就いている方のみです。

専業主婦にはたくさんの仕事がありますが、キャッシングに審査においては無職・無収入と見なされます。消費者金融でお金を借りても返せないため、審査には通れないのです。

ただし、同じ主婦でも仕事をしている主婦の方ならキャッシングで借入できる可能性もありますよ。

仕事をして定期的な収入がある主婦の方なら、消費者金融の審査条件を満たしていますので、キャッシングの対象になります。

何らかの仕事に就いていること、その仕事により安定・継続した収入を得られていることで返済能力のある主婦と認められます。このポイントは専業主婦との大きな違いと言えるでしょう。

みなさんが個人名義でキャッシングの契約をしたいなら、専業主婦の状態から抜け出し、自分で仕事に就き収入を得ることが必要ですよ。

しかし「今は育児に忙しく仕事に就くことはできない…」という専業主婦の方も多いのではないでしょうか。その場合は配偶者である夫の名義でキャッシングの申し込みをしてみると良いでしょう。

夫が消費者金融でキャッシングを申し込みする場合も、夫自身に安定した仕事と収入があることが審査に通るための条件です。審査の際に問題点が見られれば、借入はできません。

また、みなさんが夫に黙って勝手にキャッシングの契約をすることは絶対にNGです。消費者金融のキャッシングは利用者自身が契約手続きを行わなければなりませんので、ルールはしっかり守りましょう。

たとえ配偶者であっても他人は他人ですから、勝手に名義を借りることは不可能です。夫以外の家族の名義も同様です。

主婦の方がキャッシングを契約する場合、自分の名義で申し込みをするとしても必ず夫に相談をしてください。

「夫に秘密でキャッシングをしたい！」という主婦の方もよく見られますが、今後の夫婦関係を良好に保つためにも一度相談をすることをおすすめします。

キャッシングは離婚の原因にもなりやすいですし、秘密で借入していたという行為は信頼を失う恐れもあります。家のお金の問題は夫婦でしっかり話し合ってくださいね。

消費者金融では利用対象になっていない専業主婦ですが、銀行のカードローンの場合は専業主婦向けのサービスもあるため、自分名義で契約をすることも可能です。

ここではイオン銀行のカードローンを例にご紹介していきましょう。イオン銀行では、次に当てはまる方なら専業主婦でもカードローンの契約ができますよ。

専業主婦が銀行カードローンを契約する場合、返済能力を問われるのは夫です。夫の仕事・収入状況が審査に影響しますので、必ず夫にも確認を取ってもらい、同意を得てから申し込みをしましょう。

イオン銀行カードローンは最大800万円まで借入ができますが、専業主婦として申し込みをする場合の上限は50万円です。

無職・無収入の専業主婦の申し込みということで、カードローンの借入額は大幅に抑えられていることが大きなポイントとなります。無理な借入をしないよう配慮されているのです。

また、カードローンで借りたお金を返済するのも夫の収入からとなりますから、使い道なども夫とよく相談の上で決めるようにしましょう。安全のためにも不要な使い方はしないでくださいね。

専業主婦のみなさんがキャッシングを利用する目的としては、やはり家族に関することがほとんどかと思います。生活費や子供の教育にかかる費用、大きな買い物をする時などに活用できると便利ですよね。

無事にキャッシングを契約できたとしても、必要以上にお金を借りるのはトラブルの原因となります。自分名義のキャッシング、夫名義のキャッシングに限らず、あらかじめ返済計画を立てておき、本当に必要なお金だけを借りるよう心がけておきましょう。